破風板・鼻隠し板・・・
と言われましても、あまり聞きなれない名称ですよね(^^;
どこの部分か分からないかと思います。
両方とも家の上の方、屋根と天井の間の部分。
一般的に雨樋の吊り金具を金具を取り付けてある水平な部分を【鼻隠し板】
雨樋が付いてない、斜めの板の部分を【破風板】と言います。
役割は一緒ですが名称が違います。
家のカタチによっては、鼻隠し板のみの建屋も多くあります。(真四角の家など)
また、色々な材質で作られてますので、(モルタル、鉄板、木材、ケイカル板・・・)
下地にあった工事をします。
今回は、特に多く使用されてる
不燃性の高い ケイ酸カルシウム板・・(ケイカル板)と言われてる下地と
(木製)の下地での施工を紹介いたします。
【ケイカル板下地】
ケイカル板は細く切った板をつなぎ合わせて使用されてます。
必ずジョイント部(つなぎ目)が出来、雨水を防ぐ為に防水処理(シール)されてます。
洗浄~ケレン作業後に、板の間にある古く劣化したシールを撤去致します。
見た目破損等なくても、10年以上経過してると、やせ細って薄くなってる事が多いです。
また、雨や紫外線によく当たる分、サイディング材の外壁のシールより劣化を感じます。
ペンチで引っ張るだけで古いシールが取れる事もあります。
旧シール撤去 → 清掃 → シール専用プライマー → 変性シリコーン充填 致します。
しっかりシールを乾燥させた後、シーラーを塗装します。
今回は油性の2液型のシリコン系塗料の上塗りを使用するので、
それにあったシーラーを使用します(2液型弱溶剤)
中塗り~上塗り施工中
同じ塗料で2回塗りします。今回は白色にて仕上げます!
乾燥させてから2回目(上塗り)塗装中♪
2回目になると均一にツヤも出て、塗ってて綺麗になるのがわかって
とても楽しいです(^^)/
完成♪ ピカピカです。
塗り重ね乾燥時間も入れますと、とても1日では塗り終わりません。
1工程ずつ間をあけながら時間をかけて施工する事で、綺麗で強い塗膜をつくる事が出来ます。
【木製下地】
ケイカル板の時と同様、先ずはケレン作業処理。
水洗いでは落としきれない汚れの除去、密着力を高める為の研磨作業をします。
木部用下塗りと塗装します。
雨樋の吊り金具や鉄部も写ってますが、錆止め塗料をこの段階で塗装していきます。
仕上げた後には見えなくなってしまうこの工程を
抜いてしまう業者さんが多くいるようです。
あとで直すことの出来ない下地作りはとても大切です!!
中塗り塗装中
色がガラっと変わりますので、変化が楽しめます(^^)
上塗施工中♪
伸縮性のある木製下地には、弾性型の上塗り材を使用しております。
弊社では適材適所の材料選びにもこだわっております!
工期 2~3日程度
外壁、屋根塗装の診断。防水&塗装のご相談は
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