続きまして、素地と塗料の密着面積を増やす作業。
研磨。ケレン。目荒し。足付け作業などと言います。
高圧洗浄で落ち切れない汚れの確認はもちろんの事、
細かいキズをつけることにより表面積(密着面積)を増やします。
見た目で汚れてなくても目荒しは怠りません。
完了後には戻れない作業なので、ある意味1番重要な作業だと考えております。
見にくいですが線上の細かい研磨キズができます。
鼻隠し板の軒樋の隙間作業が狭くてうまく出来ないので、軒樋は外し共に目荒しします。
軒樋の吊り金具は鉄製なので【錆止め塗料】(弱溶剤2液型変性エポキシ樹脂)を塗布します。
軒樋(横向きのトイ)を外すことによって、鼻隠し板の継ぎ目や、軒樋の裏側の作業しにくい所もスムーズかつシッカリ作業出来るので、なるべく外す作業の仕方をおススメしております。
今回の工事に当たって元々外壁についてました古い看板を撤去しました。ついてた看板のまわりはシリコンのシーリングで止水してました。
塗装工事の際に使う変性シリコンのシーリングと名前は近いですが、塗料と相性がとても悪い全くの別物なんです。
塗装をしても密着しません。。。
たまにそのまま強引に塗装してる業者もいますが、見た目だけ上にのってるだけで全く意味がありません。
完全に除去するのが理想ですが、素地の形状によっては完全除去が不可能なケースが多いです。
そんな時の為の シリコンカバーNB をヘラや刷毛でカバーする事で
後の塗料の密着問題を解消します(^^)/
平面の所は刷毛でなるべく段差でない様かぶせました。
欠かせない必需品です(*^^)v
ほとんどの住宅はいつか塗替え工事をする事になると思うのですが、なぜか塗装と相性悪いシリコンシーリングがあちこちに使われてるんですよね。
使われてる部分だけでなく、そのまわりまでシリコン特有のハジキの被害が出るので、何かの機会にご自宅の外壁にシーリング使用する時はご注意してください。
余談ですが、クモの巣消滅スプレーみたいな簡易スプレー式の壁にかけるだけでクモの巣対策スプレーもありますが、
同じくシリコン成分が含まれてるんです(;^_^A
透明色で分かりづらいですが、外壁面 アクセントで黒色で仕上げる部分の下塗りのシーラーを塗ってます!
シーラー乾燥後に中塗りの黒色を塗っていきます。
塗ってる最中はテカテカと光ってますが、乾くと艶消しになります。
中塗り完了。こんな感じでマットになるんですよ~!
後日に上塗り作業したての画像です。
艶消しの塗料はとてもムラになりやすい塗料が多く、塗る職人も気をつかいますし、
塗りての職人によって仕上がりの具合が変わる事があります。
大きい面積を塗ると途中で乾いてしまいます。
乾いたところに重ね塗りすると、その部分だけツヤが強く出てムラに見えてしまいます。
本来は乾く前に塗り継ぐのが理想ですが、それが難しい為なるべく短いスパンで塗る工夫として、
縦の板間目地(壁のつなぎ目)で一度止め、そこから下に塗り繋ぐようにしています。
軒裏天井の古い塗膜が特に不安要素が強かったので、密着試験は必須です。
新しく塗装する予定の塗料を試し塗りして、クロスカット(碁盤目状)にカッターで切り込みテープを貼り密着検査します。
かなり心配でしたが試験結果は良好でした!(^^)!
👆これはクロスカットをスムーズに行う事が出来る、日本塗装技術研究会のオリジナルアイテムです👏
左側のカットしてある線状の所を定規にして縦横に動かして均等に切り込み入れる事が出来ます。
また、右上の数字はクラック(ヒビ)の広さを測れるクラックゲージまでついてます!!
工事の際に不安箇所はこのアイテムで密着試験させていただいて施工に入らせてもらってます。
密着試験で不安要素がなくなりましたので、作業を進めていきます!
鼻隠し板の下塗り作業。
水がまわってた部分の軒裏天井。
打ち合わせの結果、軒の交換まではしないで進める事になりました。
清掃、シーラー乾燥後にパテにて素地調整。更にパテ上にシーラーを塗りました。
下塗り 全体シーラー塗装。
上塗り1回目塗装。
上塗り2回目 仕上げです。
軒裏天井の作業も終わりましたので、次は破風板や雨樋の仕上げを進めていきます(*^^)v